作品紹介 アクセル・ワールド

「アクセル・ワールド」は、川原礫によるライトノベル。
スピンオフ作品やアニメ・ラジオ・ゲーム化もなされており、それらを指す場合もある。

作品概要

舞台は2046年、ニューロリンカーと呼ばれる携帯端末が普及し、仮想ネットワークを用いた生活が行われるようになった世界。
中学に通う主人公・有田 春雪は小柄で内向的な性格から幼少期からイジメを受け、辛い日々を送っていた。
春雪は現実を呪いながら、学内ネットワークに設置されたスカッシュゲームに打ち込む日々を過ごす。
そんな彼はある日、副生徒会長であり周囲から羨望の的となる上級生・黒雪姫に謎の言葉をかけられる。
「もっと先へ……《加速》したくはないか、少年」
春雪は言葉を掛けられ戸惑うが、黒雪姫の誘いに応じ有線直結通信で謎のアプリケーションソフト「ブレイン・バースト」を
インストールされる。
それはニューロリンカーの量子接続に作用し、思考を一千倍に加速するという驚くべきアプリケーションだった。
「ブレイン・バースト」を起動した春雪は、仮想世界のその先にある「加速世界」の存在を知ることとなる。
実はブレイン・バーストとはソーシャルカメラの映像から再構成された加速世界で現実を舞台にした対戦格闘ゲームであった。
こうして、ブレイン・バーストのプレイヤー「バーストリンカー」になった春雪は、デュエルアバター「シルバー・クロウ」
となり「加速世界」の戦いに身を投じていく事になるのだった。

ヴァイスシュヴァルツにおけるアクセル・ワールド

2012年にシュヴァルツサイドに参戦。
作品を再現した新キーワード能力《加速》が登場。クロックを増加させることで、様々な効果を発揮する。
(ただし、現状では大半がパワーパンプだが)
《加速》を絡めることによって、特にレベル1帯において瞬間的に高パワーをたたき出すことができる。
またレベル3帯には、再スタンド能力を持つ「黒雪姫」やバーン効果を持つ「上月 由仁子」、パワーが高くダメージ軽減が
期待できる「倉嶋 千百合」等、強力なものを有する。
反面、レベル0とレベル2帯はパワーラインが低く選択肢が少ないのが難点。
後列キャラも選択肢が少なく、継続的なパワーパンプが行いづらいため相手ターン中にアドバンテージを失いがち。
チェンジによる早出しが可能なのは黄色のみとなっているので、黄色を中心とすることになるだろう。
主軸に据えるレベル3のカードを上手く活かせるようできるだけ手札を減らさずに終盤に繋げられる構築を心がけたい。

主なデッキタイプ

黒雪姫&ニコ
 黒雪姫の黄色にタッチで赤のカードを採用したデッキタイプ。終盤の詰めが強力。

発売情報

トライアルデッキ アクセル・ワールド (2012/08/25)
ブースターパック アクセル・ワールド (2012/10/27)