多重スリーブ

デッキを多重スリーブにする場合の具体的な方法を紹介します。
※本ページはヴァイスシュヴァルツで多重スリーブにする場合の方法について説明しています。
 ほかのTCGの場合はサイズが異なる場合がありますのでご注意ください。

多重スリーブにするメリット・デメリット

そもそも、多重スリーブにするメリットはなんでしょうか?
以下のようなものが考えられます。

・カードがスリーブから抜け落ちにくくなる。
・埃等が中に入りにくくなる。
・キャラスリーブを使う場合はキャラスリーブを保護する。
・カードの厚みが増すことでカードを折れ曲がりから守る。

逆に以下の様なデメリットもあります。
・1つのデッキに掛かるスリーブの価格が高くなりがちになる。
・管理に手間がかかる。
・デッキの厚みが増すことで嵩張る。
・過剰にスリーブを重ねるとテキストが見難くなる場合がある。

具体的な方法

以下の方法は3重スリーブの一例を示します。1重目をやめることで2重とすることも可能です。
あくまで一例ですので、好みに合わせてやり方を変えてみるのもよいでしょう。
また、多重スリーブにする場合はスリーブをかける順を上下交互にすることで
埃等が入りにくくなったり、カードの抜け落ちを防ぐことができます。

○1重目(約89×64mm)
ヴァイスシュヴァルツ(レギュラーサイズ)のカードにピッタリのスリーブです。
この上にもスリーブを被せる場合は上から(下が開くように)被せると良いでしょう。

◯2重目(約92×67mm)
俗にいうキャラクタースリーブのサイズです。キャラクタースリーブと同じ大きさの無地のものでも可能です。
注意して欲しいのは、キャラクタースリーブであってもレギュラーサイズでなければならない点です。
市販されているキャラクタースリーブは大半がレギュラーサイズですが、遊戯王やヴァンガードに合わせて
作られたもの(89×62mm)はサイズが合わないためヴァイスシュヴァルツでは使用できません。注意しましょう。
カードイラストに合わせて、下からから(上が開くように)被せると良いでしょう。

◯3重目(約93×68mm ~ 94×69mm)
キャラクタースリーブプロテクター等と呼ばれます。
キャラクタースリーブより一回り大きく、堅めのスリーブです。
このスリーブを一番外側にする場合は、柔らかいものを使用すると扱い難いので注意です。
因みに、透明な物以外にも模様や文字の入ったものや、滑りにくい加工が施されたものも存在します。
だだし、透明でないもの(模様やラメ等が入ったもの)は公式大会で使用できない場合があります。
2重目のスリーブとは逆に上から被せると良いでしょう。

オマケ

◯4重目(約95×70mm)
更に大きなスリーブを被せることで4重とすることもできます。オーバープロテクター等と呼ばれます。
3重目に模様や文字の入ったものを使用した場合、それらもまとめて保護することができます。
ただし、4重以上にするとテキストが見辛くなったり厚みが過剰に増すのであまりオススメはしません。



◯スリーブを入れ替えた後は…
カードをスリーブに入れた直後はスリーブ内に空気が入り、デッキが膨らんでいるかと思います。
デッキを使用しているうちに空気は抜けていきますが、このままだとデッキが崩れてしまったりシャッフルがし辛かったりと
何かと不便かと思います。
下の写真の様に輪ゴムなどを掛けたり、重いものを載せるなどして一日程度放置すると、ある程度空気を抜くことができます。
ただし、一番上及び下のカードやスリーブが曲がったり傷ついたりしないように注意しましょう。