アンリエッタループ(スタンダード構築)

「アンリエッタ・ド・トリステイン」をメインに据えた、スタンダード構築デッキ。
序盤~中盤に各種サーチカードや思い出に送る効果を活かしてデッキを圧縮し、終盤ではそれを活かして
相手の攻撃を凌ぎつつ「アンリエッタ・ド・トリステイン」で回復、粘り勝ちを狙う。
特殊な構築とプレイングが要求されるが、圧縮が成功すれば高いキャンセル率が期待できる。

キーカード

アンリエッタ・ド・トリステイン
色:青 レベル:3 コスト:2 トリガー:1
パワー:9000 ソウル:2
特徴:《魔法》・《王族》

【永】 大活躍
【自】このカードがアタックした時、クライマックス置場に「風と水の誓い」があるなら、
あなたは1枚引く。
【自】あなたのキャラのトリガーチェックでクライマックスがでた時、
あなたは自分のクロックの上から1枚を、控え室においてよい。

無類の甘党 リンディ
色:緑 レベル:2 コスト:1 トリガー:1
パワー:6000 ソウル:1
特徴:《魔法》・《お茶》

【永】 アラーム このカードがクロックの1番上にあり、あなたの《魔法》か《お茶》の
キャラが4枚以上なら、あなたのクライマックスフェイズの始めに、あなたは自分の山札の
上から1枚を、ストック置場に置いてよい。

※大活躍…相手がアタックする時、リバースしていないこのカードが前列の中央の枠にいるなら、
     かわりに相手はこのカードにフロントアタックする

構築に際して

メインとなる「アンリエッタ・ド・トリステイン」は3~4枚採用推奨。
思い出にカードを送り、デッキを圧縮することを最優先に考え、採用するカードを決めていこう。
自身がリバースした時に自身を思い出に送るキャラで大半を埋めることになるが、これだけでは圧縮率は上がらない。
(効果を使用するためにストックを支払ったり、手札を控え室に送っているため)
実際にデッキの圧縮率を上げるのは、通常のドローやストックが増えた場合等。ただし、CXを噛んだ時は落とす場合に限る。
毎ターンキャラを3枚並べてアタックをする事を考えると、通常のドロー+クロックで差し引き手札は毎ターン-1。
これでは最終的に手札が無くなってしまうので、最低でもドローとは別に1ターンに1枚は手札を増やす必要がある。
集中で《魔法》をサーチできる「見守るほむら」や、擬似的なアンコールが可能な「朝比奈 みくる」、リバースしたキャラを
アンコールステップ時に手札に戻すことが可能な「氷華&インデックス」等が良いだろう。
また、「無類の甘党 リンディ」の効果を活かすために大半を《魔法》の特徴を持つもので固めよう。
下記の例では、「朝比奈 みくる」以外のキャラは全て《魔法》の特徴を持つ。

デッキレシピ例

キャラカード(42枚)
レベル0(30枚)
コスト パワー 名称 備考
4 0 2500 ことり&音夢&さくら 自身がバトルでリバースした時1コスト払うことで自身を思い出に置く
4 0 1500 “ヴォルケンリッター”
ヴィータ
自身はサイドアタックできない/自身がリバースした時
2コスト&自身を思い出に送り控え室の《魔法》のキャラを1枚回収
4 0 2500 修道女 インデックス 自身がバトルでリバースした時1コスト払うことで自身を思い出に置く
4 0 1000 オルソラ=アクィナス 自身がリバースした時、1コスト払い手札を1枚捨て自身を思い出に送り
《魔法》のキャラを1枚サーチ
3 0 500 歩く教会 インデックス 自身がバトルでリバースした時1コスト払うことで自身を思い出に置く
4 0 2500 “お兄ちゃん”クロノ 自身がリバースした時、デッキトップを公開し《武器》のキャラなら
自身を思い出に置く
1 0 2500 見守るほむら 集中、1コスト4枚落ちたCX1枚につき《魔法》のキャラを1枚サーチ
2 0 2000 朝比奈 みくる 自分のアンコールステップ開始時に2コスト払い自身とキャラ1枚を
思い出に置き、次の自身のドローフェイズにそれらを舞台に置き+1000
4 0 1000 “合体魔法”ルーシィ 自身がリバースした時、1コスト払い手札を1枚捨て自身を思い出に送り
《魔法》のキャラを1枚サーチ
レベル1(5枚)
コスト パワー 名称 備考
2 1 3000 微熱のキュルケ 応援+500/トリガーチェックでCXが出たら
相手の控え室のカードを1枚デッキトップに置く
3 0 3000 氷華&インデックス 他のキャラが舞台から控え室に置かれた時に1コスト払い
自身を思い出に置くことでそのキャラを手札に戻す
レベル2(4枚)
コスト パワー 名称 備考
4 1 6000 無類の甘党 リンディ アラーム、CXフェイズの初めに《魔法》のキャラが4枚以上なら
デッキトップを1枚ストックへ置く
レベル3(3枚)
コスト パワー 名称 備考
3 2 9000 アンリエッタ・
ド・トリステイン
大活躍/トリガーチェックでCXが出たら1点回復
クライマックス(8枚)
トリガー 名称 効果 シナジー先
4 ひたぎクラブ キャラ全てにパワー+1000/ソウル+1 本レシピでは無し
4 超電磁砲 キャラ全てにパワー+1000/ソウル+1 本レシピでは無し

※クライマックスは扉トリガーのものであれば他のものでも良い

プレイング

○全体を通して
  自分のレベルが3になるまではデッキの圧縮率を最優先に考える。
  圧縮率と言うと、山札ばかりに目が行きがちだがリフレッシュの事も考えると控え室のカードにも注意。
  例えば「オルソラ=アクィナス」の効果を使った場合で考えると山札のカードは1枚減るが、控え室にはコストと
  捨てた手札で合計2枚が控え室に落ちるため、山札+控え室で見るとバトルでリバースして控え室に行った場合と
  圧縮率は変わらない。(ただし、コストを支払ったことで落ちたカードがクライマックスだった場合はこの限りではない)
  圧縮率が実際に上昇するのはドローや(アタックや「無類の甘党 リンディ」によって)ストックが増えた時、
  扉トリガーによって控え室回収をした時など。
  よって、考えなしに思い出にカードを送るのではなくクライマックスがストックに行った時やサーチが必要な場合に
  効果を使用すると良い。(「“ヴォルケンリッター”ヴィータ」は手札が増えるので優先的に使う)
○レベル0
  各種キャラを並べてアタック。基本的にはチャンプアタックを仕掛け、CXがトリガーしたら効果を使って即座に落とす。
 「無類の甘党 リンディ」をクロックして効果の発動を狙うために、場合によっては後列にもキャラを置いて
  ストックを増やす。
  可能なら「“合体魔法”ルーシィ」又は「オルソラ=アクィナス」で早い段階で「アンリエッタ・ド・トリステイン」を
  手札に加えておきたい。既にあるなら「無類の甘党 リンディ」を加えてストックを増やそう。
○レベル1
  この時点で相手キャラにパワーで勝つことはほぼ不可能なのでチャンプアタックを仕掛け、CXがトリガーしたら
  効果を使用して落としつつデッキを圧縮。
 「氷華&インデックス」や「朝比奈 みくる」の効果を使えば、手札消費を抑えつつアタックを行うことが可能。
○レベル3
 「アンリエッタ・ド・トリステイン」を後列にプレイ。
 (パワーはそこまで高くないため前列に出すとバトルで負けてしまう上に、トリガーチェックは自身でなくても良いため)
  レベル2までと同様にアタックを仕掛け圧縮率を活かして粘り勝ちを狙う。
  後列に「微熱のキュルケ」もいるなら攻めに転じることもできる。
  後は、トリガーチェックでCXが出ることを願ってひたすらアタックしよう。

その他採用候補となるカード

○クマ・スペック2
色:青 レベル:1 コスト:1 トリガー:1
パワー:5000 ソウル:1
特徴:《影》・《動物》
【自】[①]このカードがアタックした時、クライマックス置場に「マハブフダイン」があるなら、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは1枚引き、自分の手札を1枚選び、山札の上に置く。 【自】 アンコール [手札のキャラを1枚控え室に置く] (このカードが舞台から控え室に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、このカードがいた枠にレストして置く)

デッキトップを操作できるので「アンリエッタ・ド・トリステイン」の効果を確実に使用できる。
《魔法》を持たない点とCXが扉でなくなる点に注意。

○星に願う杏
色:青 レベル:1 コスト:0 トリガー:0
パワー:4500 ソウル:1
特徴:《和服》・《演劇》
【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の山札を上から2枚まで見て、山札の上に好きな順番で置く。

ノーコストでプレイでき、デッキトップ確認ができる。2枚確認できるので圧縮の手助けとなる。

○“ビューティー男爵”中ボス
色:赤 レベル:2 コスト:1 トリガー:1
パワー:7500 ソウル:1
特徴:《悪魔》・《遺言》
【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたの山札が5枚以下なら、あなたは自分の控え室の
カードすべてを山札に戻す。そうしたら、その山札をシャッフルし、あなたは相手に1ダメージを与えてよい。
(ダメージキャンセルは発生する)
【自】バトルしているこのカードがリバースした時、あなたはこのカードを山札に戻してよい。
そうしたら、その山札をシャッフルする。

擬似リフレッシュとバーン効果を持つキャラ。
リフレッシュを回避することで結果的にダメージを減らすことができる。
バーン効果はデッキ圧縮によって発動する機会は多くなるか。