ダメージとアドバンテージ
勝負の勝敗を大きく左右する「ダメージ」と「アドバンテージ」についてのプレイングを紹介します。
全体を通じて意識すること
ヴァイスシュヴァルツは、相手をレベル4にする(=28ダメージを与える)事ができれば勝利できるゲームです。
そのため、ダメージを与えることばかりに目が行きがちですが、ただ何も考えずにダメージを与えれば良い
と言うわけではありません。
デッキにもよって多少変わる部分はありますが、基本的に序盤は「アドバンテージ>ダメージ」であり、
終盤になるにつれて「アドバンテージ<ダメージ」となります。
ここで言うアドバンテージとは、ストック・手札の枚数・質や相手キャラを倒す事を指します。
序盤は手札をできるだけ減らさないようにアタック(できるだけ相手キャラを倒す)しストック・手札の質を上げ、
後半でそれらを使い相手へのダメージへと変えてゆくと言った感じです。
そのため、ダメージを与えることばかりに目が行きがちですが、ただ何も考えずにダメージを与えれば良い
と言うわけではありません。
デッキにもよって多少変わる部分はありますが、基本的に序盤は「アドバンテージ>ダメージ」であり、
終盤になるにつれて「アドバンテージ<ダメージ」となります。
ここで言うアドバンテージとは、ストック・手札の枚数・質や相手キャラを倒す事を指します。
序盤は手札をできるだけ減らさないようにアタック(できるだけ相手キャラを倒す)しストック・手札の質を上げ、
後半でそれらを使い相手へのダメージへと変えてゆくと言った感じです。
アドバンテージに繋がる行為
ゲーム序盤は、後半に備えて相手にダメージを与えつつアドバンテージを取っていくことが基本となります。
デッキによって多少変化する部分がありますが、基本的には手札・舞台・ストックの枚数や内容を指します。
アドバンテージに繋がる行為としては以下のようなものがあります。
・クロックフェイズにドローする(単純に手札枚数が+1)
・サーチ・回収を行う(任意のカードを手札に加えることで手札の質を上げる、場合によっては手札が増える)
・アタックを行う(ストックが+1)
・相手キャラをバトルで倒す(相手のカードを減らす)
・自分のキャラを守る(相手にアドバンテージを与えない)
デッキによって「後半に多くのストックが要求される」「手札消費が激しい」等様々な性格がありますのでそれにあった
プレイングやデッキ構築を心がけると良いでしょう。
デッキによって多少変化する部分がありますが、基本的には手札・舞台・ストックの枚数や内容を指します。
アドバンテージに繋がる行為としては以下のようなものがあります。
・クロックフェイズにドローする(単純に手札枚数が+1)
・サーチ・回収を行う(任意のカードを手札に加えることで手札の質を上げる、場合によっては手札が増える)
・アタックを行う(ストックが+1)
・相手キャラをバトルで倒す(相手のカードを減らす)
・自分のキャラを守る(相手にアドバンテージを与えない)
デッキによって「後半に多くのストックが要求される」「手札消費が激しい」等様々な性格がありますのでそれにあった
プレイングやデッキ構築を心がけると良いでしょう。
効率の良くダメージを与えるには
相手にダメージを与える場合、どのようにダメージを与えるのが効率的なのでしょうか。
相手のデッキ枚数が45~5枚(5枚ごと)、その中のクライマックスの枚数が1~8枚の時に
1~5点のダメージを3回与えた場合に与えられるダメージの期待値を計算すると以下のようになります。
(期待値=ダメージ値×成功率)
上記の表は以下の前提条件を元に計算を行っております。
前提条件:
・アタックは3回行うものとする。バーンなどは考慮しない。
・アタックを行うキャラのソウルは3枚とも同じ値であるものとする。(トリガーによる増加は別)
・クライマックスはキャラ全体にソウルを+1するものとする。
・トリガーステップでは1/3の確率でソウルが+1されるものとする。ここではソウル+2は考慮しない。
・相手の助太刀・カウンターは考慮しない。
上記の表では、アタックを行う前にクライマックスを使用した場合の与えられるダメージの合計期待値の変化に応じて
色分けを行ってあります。クライマックスを使用した場合、合計期待値が
例:相手の残りデッキ枚数が40枚、CXが8枚、1点×3の場合
ダメージ期待値は2.403点、トリガー(+1)が全て乗った場合は3.842点。
トリガーステップで1/3の確率でソウルが+1されるものとすると、
この時の平均値は(2.403×2+3.842)÷3=2.88266666…≒2.883点。
クライマックスを使用した場合は3.842点、更にトリガー(+1)が全て乗った場合は4.605点。
この時の平均値は(3.842×2+4.605)÷3=4.09633333…≒4.096点。
この二つの平均値の差は4.096-2.883=1.213点。
即ち、相手の残りデッキ枚数が40枚、CXが8枚の時にソウル全体+1クライマックスを使用し、トリガー(+1)が
1/3の確率で出るとすると平均して約1.2ダメージ与えられるダメージが増えることになります。
従って、このマスには をつけてあります。
相手のデッキ枚数が45~5枚(5枚ごと)、その中のクライマックスの枚数が1~8枚の時に
1~5点のダメージを3回与えた場合に与えられるダメージの期待値を計算すると以下のようになります。
(期待値=ダメージ値×成功率)
CXの枚数 | 8 | 7 | 6 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ダメージ | ①×3 | ②×3 | ③×3 | ④×3 | ⑤×3 | ①×3 | ②×3 | ③×3 | ④×3 | ⑤×3 | ①×3 | ②×3 | ③×3 | ④×3 | ⑤×3 | |
相手の残り デッキ枚数 |
45 | 2.469 | 4.056 | 4.994 | 5.456 | 5.606 | 2.535 | 4.276 | 5.406 | 6.073 | 6.396 | 2.601 | 4.503 | 5.841 | 6.732 | 7.275 |
40 | 2.403 | 3.842 | 4.605 | 4.906 | 4.897 | 2.477 | 4.083 | 5.044 | 5.538 | 5.700 | 2.552 | 4.332 | 5.511 | 6.231 | 6.604 | |
35 | 2.319 | 3.577 | 4.138 | 4.255 | 4.097 | 2.404 | 3.843 | 4.606 | 4.907 | 4.900 | 2.488 | 4.118 | 5.108 | 5.632 | 5.822 | |
30 | 2.207 | 3.242 | 3.572 | 3.497 | 3.200 | 2.306 | 3.536 | 4.067 | 4.158 | 3.981 | 2.404 | 3.844 | 4.607 | 4.909 | 4.905 | |
25 | 2.053 | 2.806 | 2.879 | 2.619 | 2.215 | 2.170 | 3.133 | 3.395 | 3.268 | 2.938 | 2.287 | 3.479 | 3.970 | 4.029 | 3.829 | |
20 | 1.825 | 2.224 | 2.031 | 1.629 | 1.195 | 1.969 | 2.586 | 2.549 | 2.222 | 1.791 | 2.114 | 2.976 | 3.147 | 2.956 | 2.587 | |
15 | 1.458 | 1.431 | 1.033 | 0.625 | 0.323 | 1.645 | 1.818 | 1.497 | 1.062 | 0.666 | 1.833 | 2.251 | 2.075 | 1.679 | 1.233 | |
10 | 0.787 | 0.408 | 0.000 | 0.000 | 0.000 | 1.046 | 0.744 | 0.351 | 0.000 | 0.000 | 1.310 | 1.173 | 0.753 | 0.000 | 0.000 | |
5 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
CXの枚数 | 5 | 4 | 3 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ダメージ | ①×3 | ②×3 | ③×3 | ④×3 | ⑤×3 | ①×3 | ②×3 | ③×3 | ④×3 | ⑤×3 | ①×3 | ②×3 | ③×3 | ④×3 | ⑤×3 | |
相手の残り デッキ枚数 |
45 | 2.668 | 4.736 | 6.300 | 7.446 | 8.249 | 2.734 | 4.976 | 6.785 | 8.219 | 9.331 | 2.800 | 5.222 | 7.296 | 9.055 | 10.532 |
40 | 2.626 | 4.589 | 6.008 | 6.990 | 7.623 | 2.701 | 4.854 | 6.537 | 7.820 | 8.769 | 2.775 | 5.128 | 7.098 | 8.728 | 10.057 | |
35 | 2.573 | 4.404 | 5.648 | 6.438 | 6.880 | 2.658 | 4.701 | 6.228 | 7.331 | 8.090 | 2.744 | 5.009 | 6.850 | 8.322 | 9.475 | |
30 | 2.503 | 4.165 | 5.195 | 5.760 | 5.990 | 2.602 | 4.502 | 5.835 | 6.721 | 7.261 | 2.701 | 4.853 | 6.530 | 7.806 | 8.749 | |
25 | 2.405 | 3.845 | 4.609 | 4.916 | 4.917 | 2.523 | 4.231 | 5.318 | 5.943 | 6.234 | 2.642 | 4.639 | 6.102 | 7.133 | 7.824 | |
20 | 2.260 | 3.396 | 3.833 | 3.851 | 3.623 | 2.406 | 3.847 | 4.615 | 4.931 | 4.947 | 2.554 | 4.331 | 5.505 | 6.228 | 6.622 | |
15 | 2.023 | 2.732 | 2.780 | 2.509 | 2.096 | 2.215 | 3.265 | 3.625 | 3.591 | 3.334 | 2.409 | 3.852 | 4.632 | 4.975 | 5.039 | |
10 | 1.578 | 1.695 | 1.358 | 0.917 | 0.516 | 1.851 | 2.312 | 2.193 | 1.835 | 1.385 | 2.129 | 3.032 | 3.289 | 3.218 | 2.968 | |
5 | 0.000 | 0.000 | 0.000 | 0.000 | 0.000 | 0.966 | 0.000 | 0.000 | 0.000 | 0.000 | 1.423 | 1.512 | 0.000 | 0.000 | 0.000 |
CXの枚数 | 2 | 1 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ダメージ | ①×3 | ②×3 | ③×3 | ④×3 | ⑤×3 | ①×3 | ②×3 | ③×3 | ④×3 | ⑤×3 | 相手の残り デッキ枚数 |
45 | 2.867 | 5.474 | 7.834 | 9.960 | 11.865 | 2.933 | 5.734 | 8.402 | 10.939 | 13.347 |
40 | 2.850 | 5.410 | 7.695 | 9.721 | 11.508 | 2.925 | 5.701 | 8.328 | 10.808 | 13.145 | |
35 | 2.829 | 5.328 | 7.517 | 9.421 | 1.062 | 2.914 | 5.658 | 8.223 | 10.641 | 12.887 | |
30 | 2.800 | 5.219 | 7.285 | 9.032 | 10.493 | 2.900 | 5.601 | 8.107 | 10.420 | 12.549 | |
25 | 2.761 | 5.069 | 6.970 | 8.512 | 9.745 | 2.880 | 5.523 | 7.932 | 10.116 | 12.087 | |
20 | 2.702 | 4.850 | 6.518 | 7.787 | 8.734 | 2.850 | 5.405 | 7.674 | 9.673 | 11.426 | |
15 | 2.604 | 4.499 | 5.828 | 6.732 | 7.336 | 2.801 | 5.212 | 7.258 | 8.981 | 8.965 | |
10 | 2.413 | 3.869 | 4.697 | Ref | Ref | 2.703 | 4.844 | 6.511 | Ref | Ref | |
5 | 1.908 | Ref | Ref | Ref | Ref | 2.430 | Ref | Ref | Ref | Ref |
上記の表は以下の前提条件を元に計算を行っております。
前提条件:
・アタックは3回行うものとする。バーンなどは考慮しない。
・アタックを行うキャラのソウルは3枚とも同じ値であるものとする。(トリガーによる増加は別)
・クライマックスはキャラ全体にソウルを+1するものとする。
・トリガーステップでは1/3の確率でソウルが+1されるものとする。ここではソウル+2は考慮しない。
・相手の助太刀・カウンターは考慮しない。
上記の表では、アタックを行う前にクライマックスを使用した場合の与えられるダメージの合計期待値の変化に応じて
色分けを行ってあります。クライマックスを使用した場合、合計期待値が
:+2点以上 | |
---|---|
:+1点以上+2点未満 | |
:+0~+1点未満 | |
:+0点未満(=期待値がマイナス) | |
:考慮しない、又はリフレッシュが挟まる |
例:相手の残りデッキ枚数が40枚、CXが8枚、1点×3の場合
ダメージ期待値は2.403点、トリガー(+1)が全て乗った場合は3.842点。
トリガーステップで1/3の確率でソウルが+1されるものとすると、
この時の平均値は(2.403×2+3.842)÷3=2.88266666…≒2.883点。
クライマックスを使用した場合は3.842点、更にトリガー(+1)が全て乗った場合は4.605点。
この時の平均値は(3.842×2+4.605)÷3=4.09633333…≒4.096点。
この二つの平均値の差は4.096-2.883=1.213点。
即ち、相手の残りデッキ枚数が40枚、CXが8枚の時にソウル全体+1クライマックスを使用し、トリガー(+1)が
1/3の確率で出るとすると平均して約1.2ダメージ与えられるダメージが増えることになります。
従って、このマスには をつけてあります。
考察
相手の山札の状況によってクライマックスを使用すべきかを考察していきます。
※ここではクライマックスコンボの発動や手札の状況などは考慮せず、単純なダメージ効率のみに
着目して考察するものとします。また、クライマックスはキャラ全体にソウルを+1するものとします。
キャラのソウルが全て1の場合、クライマックスを張るとダメージの期待値が1以上上がるのは
相手の山札がクライマックスの約5倍の時、キャラのソウルが全て2の場合、約7倍の時となります。
相手の山札がそれ以下の場合、効果が薄いか逆に期待値が下がってしまう場合もあるので注意しましょう。
※ここではクライマックスコンボの発動や手札の状況などは考慮せず、単純なダメージ効率のみに
着目して考察するものとします。また、クライマックスはキャラ全体にソウルを+1するものとします。
キャラのソウルが全て1の場合、クライマックスを張るとダメージの期待値が1以上上がるのは
相手の山札がクライマックスの約5倍の時、キャラのソウルが全て2の場合、約7倍の時となります。
相手の山札がそれ以下の場合、効果が薄いか逆に期待値が下がってしまう場合もあるので注意しましょう。